「倉庫内軽作業のバイトってどんな感じ?」という疑問に答えます
1日の流れ
家を出発:7時
現場到着:7時40分
仕事開始:8時
仕事終了:16時
「朝早いのが辛いんだよね~」と現場ついてもまだ寝ぼけていた私。それなのに「おつかれさま~」と帰っていく人がいる。聞けば毎朝6時~働いている学生さんだそうだ。「すげ~!えらい(かなり他人事)」
ちなみに今日はまだ5月だというのに夏日。異常気象なのか知らないけど?もう勘弁してほしい。おそらく倉庫内は30度を超えている。油断して水筒を忘れたから、自販機でペットボトルを合計4本も買う羽目になり、無駄な出費をしてしまったことを反省。水筒は必需品です。それにポリ系の速乾Tシャツを着ていれば完璧。
今日の具体的な仕事内容は、荷札シールの数字を見て番号順に仕分けること。郵便局みたいに住所を確認する必要はないので、土地勘なくても大丈夫です。大小さまざまな荷物があるけど、100%の力で持たなければならないほどの重量はない。一緒に働いている人達は、10代~60代???ぐらいまで。老若男女問わず色々な人が働いている静かな職場でした。
以下、過去にヤマトや福山通運などの物流センターバイトへ行った時の経験から、気がついたことを列挙します。
ベース店と支店の違い
ヤマト運輸のベース店として超有名なのは羽田空港に近い羽田クロノゲートベース。最寄り駅は京急の穴守稲荷で徒歩3分くらい。他に東京モノレールからだと天空橋からも歩けます。
どんなところかというと、そりゃもう天国に近い環境で物流倉庫に働きに来たという事を忘れさせてくれます。埃っぽさなし、トイレもきれい、スワンカフェあり(お洒落すぎて普段使いには向いてないけど)、コンビニ・食堂も完備です。
全長500Mを超えるベルトコンベア2本の上に大量に並べられた荷物が次々と仕分けられていく様はSFチックで圧巻です。しかも時速9kmを超える速さで動いているので人間業では不可能。
「こういう設備が全国津々浦々に設置されたら、仕分けバイトなんてなくなるんだな~」と思いきや、カーブで荷物が落ちるんだ。。。落ちた荷物はバイトが拾いに行くしかなく私の出番です。でもベルトコンベアから落ちる荷物は基本的に中身がスカスカの軽い荷物だけなので、作業自体はすごく楽でした。
よく「ベース店と支店とどっちの仕事が楽なの?」と聞かれますが、それは受け持つ仕事次第で変わるとしか言えません。レーンで流れてきた荷物を受け取る「引き込み」は体力使わないけど、反対の積み係は結構しんどいです。あとベース店であれば建屋が大きく空調が整っていることが多いけど、支店だと屋内作業といえども屋外の環境とほぼ変わらないので、暑さ寒さ対策が必要です。
持ち物(必需品とあった方が良い物)
- 軍手(滑り止め付)
- 水筒
- 汗拭きタオル
- 安全靴
- ベルト
安全靴(足の甲が鉄で保護されている靴)は、社員さんや直接雇用のバイトは必須のようですが、派遣の場合は特に不要です。「安全靴を持参せよ」との指示がないという事は、重い荷物を扱わないのかというとそうでもなく、現場で貸与される事もあります。
あと、制服に着替える場合も現場で貸与してもらえるのですが、サイズがピッタリとは限らないのでベルト(伸縮性のある編みベルトが楽)があった方が良いですね。
クール便対策
夏の暑い日にクール便係になり喜んでいたら、翌日以降風邪をひきました。冷凍庫内での長時間作業は体にあまり良くないでしょう。それと軍手がビショビショになります。ホームセンターで軍手をまとめ買いしておき、手荷物の奥底に変えの軍手を忍ばせておくと良いですよ。
あとクール便の荷物は結構重い上に”割れもの注意”などのラベルが貼られているケースが多いです。おそらく瓶詰めの液体とか多いのでしょう。あまり荷物を雑に扱えず、腰をやられる可能性は高いです。クール便担当とメール便担当者が同じ時給というのがちょっと信じられません。
仕分け作業員の人間関係
メンバー間の人間関係は極めて希薄と言っていいでしょう。そもそも年齢層はバラバラで結構忙しいので会話する余裕なんてありません。あいさつ程度はするけど、どこの誰だの家庭の事情など話している人は皆無です。休憩時間は仲の良さそうなおばちゃん同士は話してますが、それぐらいですよ。
ちなみに男女比は営業所によってかなり偏りがある印象です。おっさんばっかりのむさくるしいところもあれば、パワフルなおばちゃん達が仕切っているところもありました。
派遣で雇われる分には関係ないけど、直接雇用のバイトを狙うなら面接の時に現場をちょっと覗いてみたほうが良いかもしれないですね。色々な営業所を渡り歩いている者からすると、同じ会社とは思えないほど毎回雰囲気が違くて結構ビックリししています。