売り子バイトの実態
仕事内容
スポーツ観戦をしている人達にビールやジュースを売るのが主な仕事。
ビールサーバーを背負って球場内を歩き回るので体力は必要。
人気があるイベントは野球とサッカー。
他のスポーツとは盛り上がりが違うので、売上も良くなる。
スポーツ系の売り子の場合は、実働3時間で拘束5時間ぐらいが目安。
スポーツ以外だと、新幹線や寝台列車の売り子もある。
商品をワゴンで運べるので、体力的にはこちらの方が絶対に楽。
でもイベント性はないので、面白みには欠けてしまう。
時給と歩合給の比率について
時給1,000円前後+歩合給で募集しているところが多い。
たくさん売れる人はそれだけ稼げる金額も大きくなる仕組み。
歩合給の計算方法は登録会社によって様々。
生ビール一杯あたり60円の固定制もあれば、売上の10%というケースもある。
野球場の生ビールの価格は、甲子園だと600円で東京ドームだと800円。
売上10%の歩合だと60円~80円という事だから結局は一緒だ。
歩合給の割合が大きくなると、扱う商品や天候に左右されます。
一言でビールといっても、アサヒとサッポロとキリンは別担当者。
そして当然、蒸し暑い夏のナイターは商品が飛ぶように売れていきます。
つまりバイト代は運によってかなり左右されます。
あとお客さんによってはチップをくれる人もいます。
それも含めて楽しめる人ならOK。
ちなみに実際に売り子バイトをしている人達に聞くと、野球場だと1日で100~200杯ぐらい売れるそうです。
そうなると売り子バイトのモデル賃金は次のようになる。
ビール1杯60円×200杯=12,000円
+ 時給1,000円×5時間=5,000円
-------------------------------------------
日給17,000円
売り子バイトはもてるのか?
「美人過ぎる売り子」として一世を風靡した宮田真理愛さんは、東京ドームでバイトをしている時に芸能界へスカウトされ「おのののか」としてグラビア界へデビュー。
これは極端な例ですが、やっぱりかわいい制服を着て働いているので、お客さんから一緒に写真に写ってくれと言われてチヤホヤされる事はあるようです。
中には常連客と仲良くなって交際へと発展させる人もいるようですがそれは少数派。
野球場というオープンな環境なのでかなり健全です。
応募倍率
やっぱり人気があってバイトの応募倍率が高いのは関東の球場やサッカースタジアム。
お気に入りチームの本拠地で売り子バイトをしていると、毎回応援に来ている地元ファンと仲良くなる事もありますよ。
参考までに人気の高いのはこんな所。
【野球】
東京ドーム
神宮球場
QVCマリンフィールド(千葉マリンスタジアム)
横浜スタジアム
大阪ドーム
甲子園球場
ナゴヤドーム
福岡ドーム
西武ドーム
【サッカー】
埼玉スタジアム
日産スタジアム
宮城スタジアム
茨城県立カシマサッカースタジアム
味の素スタジアム
面接で採用されやすい人
明るくて笑顔の素敵な人。
これに尽きます。
体育会系のノリは好まれます。
お客さんがそのノリを好むので!
仕事の探し方
売り子のバイト達は、登録制バイトの派遣スタッフが多いです。
常に募集しているわけではないので、複数の登録を掛け持ちしておくと仕事に入りやすいです。
スタジアムの仕事に特化して求人をチェックできるサイトはココ。
働きたい地域を選択すると、売り子バイトを含めたイベント系の求人一覧を閲覧することが出来ます。
友達と一緒の応募もOK
売り子バイトに限らず、スポーツイベント系のバイトは特定日に大量のアルバイトスタッフを必要とする為、友達同士での応募も歓迎されます。
気の合う仲間を誘って仕事をするのもいいし、お祭り騒ぎが好きな人が多いので一人で応募してもすぐに仲間が出来ます。
スポーツと接客が好きなら、楽しめること間違いでしょう。