コールセンターの仕事を未経験で始める時の注意点

コールセンターには２種類ある

まず初めにコールセンター業務には２種類ある事を知っておきましょう。

①アウトバンド（発信業務）
　　アウトバンド業務は、こちらから電話をかけて商品やサービスを紹介するのが目的です。

②インバウンド（受信業務）
　　インバウンド業務は、お客さんから電話を受けて問題解決をしてあげるのが目的です。

それでは、それぞれの仕事内容詳細とその特徴を下記で説明します。

みなさんの自宅にも突然セールスの電話がかかってきた経験ってあるでしょ。
まさにアレです。

当然、ガチャ切りされる確率は高いです。
だからコールセンターで働く人達は、架電数計測という指標があり、とにかくたくさん電話をするように求められます。

この時点で、心の弱い人は逃げ出します。
でもこのテレアポ→ガチャ切りに慣れてくると、営業魂に火が付きます。

いかにガチャ切りされずに話を聞いてもらえるようになるか？
セールストークを展開するまでに最適な話の切り口は何なのか？
このようにゲームの攻略のように捉えられる人にはとても向いている仕事です。

しかも、アウトバンド業務での成績優秀者は、ドンドン時給が上がります。
成約件数に応じて金一封を出している会社もあり、報酬面でも報われます。

みなさんもお店で商品を買ってみたけど使い方がよく分からないから、お客様相談センターに連絡して聞いてみた経験ってあるでしょ。
そのお客様相談センターで電話を受けるのがインバウンドの仕事です。

アウトバンドが攻めなのに対して、インバウンドは受け身です。
だから精神的には少し楽なのですが、依頼先企業のイメージを損なわないように徹底した教育プログラムを受講する必要があります。

時給面ではアウトバンドには劣りますが、長く続ける人が多いのが特徴です。
コールセンター業務の初心者であれば、まずはインバウンドの仕事を選ぶのが無難でしょう。

一点注意点があるとすると、企業のクレーム処理専門部隊もあります。
クレーム処理の基本的対処方法は、反論せずにとにかく聞くという事。
仕事とはいえ四六時中わけのわからないクレームを聞いていると、精神的に参ってしまいます。
そのような仕事は避けて通った方が無難です。

求人募集をよく見かける会社は次の6社。
いずれも大手です。

次のページでは、この中の3社で実際に働いたアルバイトによるレポートを見ることが可能。
リアルな情報なのでこれから登録を検討している人は参考になりますよ。
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